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皆さん、ありがとうございました。『てんかん患者と介護者のための広報活動』誰もが笑顔のうちに終了しました
コクアロハでも日本語と英語でご紹介させていただいた『てんかん患者と介護者のための広報活動』、ハワイ州庁舎の前で4時から6時というまだ暑さの残る時間帯でしたが、多くの人に支えられました。
日本の方にはちょっと珍しい広報活動。車社会のハワイでは、街頭に立って道行く人に知ってもらうのではなく、プラカードを持って走る車に手を振ります。初めて見た方には、ちょっと衝撃的なスタイルかもしれません。
プラカードを持った人たちはハワイ独自のシャカサイン(親指と小指を立てる)をしながら、笑顔で手を振ります。すると多くの車が少しスピードを落として、クラクションを鳴らしてくれます。中には窓を開けて、シャカサインをしてくれるドライバーもいます。
お互い笑顔でやり取りをするその行為が、とても心地よい物でした。私は車のクラクションが注意を喚起するためだけでなく、「応援しているよ〜」というメッセージに使われることを初めて知りました。
日本人観光客が乗るトロリーバス。観光客の方も手を振り返してくれました
参加した人からは、「この2時間でものすごくモチベーションが上がりました。病気になんて負けてられない!!」との声も
『希望』『治療の為に闘おう!!』とそれぞれのサインを持って街頭に立ちます
11月はてんかん広報月間。ハワイには約15000人の癲癇患者がいると言われています。
今回の主催は「ハワイてんかん協会」。ハワイでもてんかん患者についての偏見はあります。でもこうした地道な活動が、理解につながるのだろうと思います。
中には何度も目の前を通って、クラクションを鳴らしてくれる車もいました。ぐるぐる周りを回ってくれたのでしょうか?
『名も知らない人たちが一瞬心を通じ合える』とても素敵なことだと思います。
コクアロハを見て参加してくれた方は、多くが日本人。皆さん、「初めての経験でしたが、とても気持ちのいい時間でした」と、口にされていました。
英語が話せる必要はありません。必要なのは笑顔だけ!! コクアロハではこれからもこうした活動をご紹介していきますので、観光客の方もぜひご協力ください。 塩沢淳子
脊髄小脳変性症と闘う娘と私も、一緒に参加しました。
総勢60人。病気と闘う兄弟のために、小さな子供達も参加していました。
ぼけていますが右の赤い車のドライバーもシャカサインを返してくれています。何だか、嬉しいな。
コクアロハでは今後も「コクアロハボランティアスタッフ」を募集しています。一緒にALOHAの気持ちを、シェアしてください!!
オアフ島ノースショアでジップラインに挑戦~!